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企業と法務 経営・組織論

企業活動

 自動車を製造したり、レストランでランチを提供したりと、さまざまな商品やサービスの生産・販売をおこなっている組織のことを企業といいます。企業は独自の「経営理念」を掲げて活動しますが、「企業の社会的責任」についても注意しておく必要があります。また、企業は個人が経営しているものも少なくありませんが、メインとなっているのは株式会社という法人です。そこで、株式会社について「株主総会」「決算」「監査」といった基本的な仕組みをみておきましょう。

経営理念

企業が活動する際に指針となる基本的な考え方であり、企業の信念や価値観などを社員や顧客、社会に対して示すものである。

 企業の社長室で額縁にいれた社訓が飾ってあるのを見かけることがあります。これは企業が活動する際に、よりどころとなる信念や価値観を社訓として文章化しておくことが有益だからです。なお、実際に書いてあることは、例えば「誠実と奉仕の心で取り組もう。」といった企業経営に関する信念や価値観ですから、一度決められると長期間変わることはありません。


企業の社会的責任(CSR:Corporate Social Responsibility)

企業活動において経済的成長だけでなく、環境や社会からの要請に対し、責任を果たすことが、企業価値の向上につながるという考え方のことを企業の社会的責任という。

 企業は利益を得ることをおもな目的としています。しかし、企業も社会の一員ですから、社会に対する貢献や地球環境の保護などの社会課題を認識して活動することが求められています。社会に対する貢献活動としては、例えば災害時に従業員をボランティアとして派遣するといった活動がおこなわれています。また、地球環境の保護については、例えば、原材料の使用量を減らしたり消費電力を少なくしたりするなどの活動があります。


補足 グリーンIT
地球環境の保護の考え方を、PCやサーバ、ネットワークなどの情報通信機器にも取り入れて、社会の省エネを推進し、環境を保護していくという取組みである。
例えば、なるべく資料を紙に印刷することはやめてPCのディスプレイ上で見るだけにするといった取組みがグリーンITの一例です。